1965年~1969年

1965年 会社創業

 

超高圧各種油圧ジャッキ製造販売リースとして、大村恭生と滝井良一で会社を創立する。

 

当時滝井はオックスジャッキコンサルタントで就業中に油圧ジャッキのリース・レンタルに注目した。オックスジャッキコンサルタント退社後、オックスジャッキから300万円で油圧ジャッキを購入してレンタル業を開始する。そのため、当初は大滝商事という名称で開業し、12年後に会社名を大滝ジャッキと改称した。資本金は100万円であった。

 

1966年 油圧ジャッキ設計・製造・修理開始

 

当初は橋梁関係へ参入を目論んでいたが、橋梁関係のジャッキレンタルはオックスジャッキが独占状態であった。知名度が無い為、苦戦して下水管埋設推進会社のジャッキの修理を手掛けた。大型シールド機の組立及び修理を行う。修理は工事が停止する夜間に行い、24時間常に修理の受付を行っていた。

 

1968年 油圧ジャッキによる石油タンクジャッキアップ

 

油圧ジャッキによる石油タンクジャッキアップ修正工事を実施する。

 

タンクのジャッキアップは50TONジャッキを使用した。またジャッキアップには多数の油圧ホースが必用になるが、当時は油圧ホース大変重いためジャッキへの配管は鋼管配管パイプ材にて行った。

 

1969年 超高圧ラジアルプランジャーポンプ『ERポンプ』を開発

 

油圧技術の先進国で有るドイツよりラジアルプランジャー型の油圧ポンプを購入して分解して内部調査を行う。和泉工業㈱創業者である仙台西村社長と協力して超高圧ポンプを開発に着手する。苦労の末ERポンプの開発に成功して翌年1970年より販売を開始する。当時超高圧型のラジアルプランジャーポンプは当社しか販売していなかった。