工事使用例

送出し反力管理・自動制御システムを使用した桁送出し

画面1

集中管理システム

・鉛直反力・送出し量・橋直方向変位の計測

・ジャッキの自動調整制御

・作業状況の表示

・非常停止ボタンによる送出しの停止

これらをノートパソコン一台で表示・操作・管理することができます。

鉛直反力・送出し量の計測

画面
レーザー式距離計

  • 各支点上のシンクロジャッキとスライドジャッキの反力を計測し、計画反力と比較し不均等箇所をシグナル表示します。
  • レーザー式距離計により送出し量を計測します。送出し状況を横から見たグラフィックは、CAD図面を元に描かれており、送出し量に合わせて桁が移動します。
  • 計画反力はあらかじめエクセルファイルで入力されており、計測した送出し量のステップ反力が自動で読み出され実測値と比較できます。

反力の自動調整

1.5kW電動ポンプユニット
シンクロジャッキ

  • 反力の実測値と計画値を比較し、不均等な箇所のシンクロジャッキのストロークを自動制御することにより、反力の自動調整をおこないます。

橋直方向変位の計測

レーザー式変位計
レーザー式変位計

画面
  • S字カーブ桁である為、送出しが進むにつれて脚上の桁のシンクロジャッキの受け点を橋直方向にオフセットする必要があります。各支点にレーザー式変位計を設置し橋直方向変位を計測することにより、桁全体の形状を即座に管理することができます。
  • 計画反力と同様に、計画変位をあらかじめエクセルファイルで入力されており、計測した送出し量のステップ変位が自動で読み出され実測値と比較できます。

作業状況確認・非常停止ボタン

パソコン
スイッチボックス

  • 各支点に非常停止ボタンを設置しているので、無線連絡無しに直接ボタンで推進ジャッキの動作を停止させることができます。
  • 作業中と準備完了の切り替えスイッチを各支点の責任者が管理することにより、全体の作業状況を即座に把握できます。

ジャッキ連続推進設備による推進台車設備

スライドジャッキを利用した台車設備の前後に押しジャッキと引きジャッキ、及び H型鋼クランプを設置し、交互に推進/盛替をおこなうことによって、連続的に送出しを可能とするシステムです。

後方台車
スライドジャッキ
操作盤
推進ジャッキ

全景